ぬうぱんの備忘録

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2016 年のDTM的な成果を振り返る

はい、ということでね

2016 も残りわずかとなりまして、今年にもうこれ以上ね、投稿する予定もありませんのでね、えー、今年のね、活動を振り返ろうかなと、おもうわけなんですけども! はい。

今年の成果リスト

下に行くほど新しいです。

星空.mrn.ukhk.update

これ 2016 年だったのか…(困惑)

そもそもしゃーろ兄貴の 星空.mrn を知ったのは、なの厨兄貴の動画で、

オチでゲラゲラ笑いながら(実際動画のURLを張った今もゲラゲラ笑っている)いい曲だぁ(恍惚)ってなったのがきっかけなんですね。
んで、何回か聞いてるうちに、この曲 UK Hardcore にしたらいい感じになるんじゃね? って思って犯行に及んだんですね。

ちょうど作業を始める直前くらいに assertive の ユーフォリアのブートを聞いて、もしかしてサブベース帯そんなに限界まで出さなくても、ちゃんとした音響が揃ってれば(mograみたいな)いい感じに鳴ってくれるのかなぁ、って思って、それでキックとベースのレベルの作り方を全力で真似した記憶があります。

が、現実は非情で全然ダメでした…。

確かに部屋聴きではいい感じになります。
一般的な家庭に置けるようなレベルのスピーカーでサブベース帯鳴らしたってしょうがないですからね。
サブベースを鳴らさない分、他の帯域(200Hz以上)の処理に余裕が生まれますし、扱いの難しい 200Hz 以下の音が小さいってことは処理が甘くても目立たないし、部屋向けの音楽を作る分には最高です。

が、クラブとかの数千ワット環境で鳴らすにはあまりにもベースが貧弱すぎる。
その代わりキックの頭(16分音符)のレベルを思いっきり持ち上げていて、D'n'B 向けのキックみたいな作り方をしたのですが(G.T.T.F. のヤツ)サブベースが強烈に鳴っているから、タイトなキックが引き立つのであって、UK Hardcore ではダメですね…。
実際、テクノ部のイベントでドロップしてあまりのスカスカっぷりに脂汗が出ました。
多分顔に出てたんじゃないかなぁ。

そもそも Gammer とかの曲解析すれば分かるんですけど、キックはピーク-1.5dB くらまで(ぎりぎりまで)出してるし、ベースは -3db まで出してます。
すんごいレベルが出るような程よいベースの音程になるようにコード進行と曲のキーが調整されてます。

とかなんとかがあってキックとベースのレベルを見直したのが、update 版なんです。
なんですが、そもそもキックとベースが小さい前提でミックスされているところにベースを思いっきりぶち込んでもキレイに出来上がるわけもなく、なんだか中途半端なことになっちゃいましたとさ。ちゃんちゃん。

キックとベース以外については結構納得がいってます。
神社リスペクトのスタブもいい感じにマッチしてくれてるし。
無理やり倍テンポにしたので尺の都合でブレイク&ビルドアップは1回のミスが許されない仕様ですが。

ちなみにこのブートはしゃーろ兄貴に捕捉されています。
音雲で Like が飛んできました。
やべぇよやばべぇよ…。

440

UPDATE版でお茶を濁しました(小声)

ちなみに、 Summer Spark は合作曲なのですが、メインフレーズは僕が書きました。
お前ら最初にメインフレーズのモチーフ出せよ!
パンチの有るメロディー出さないで探り合いしなくていいから!

あとキックとベースはひとつながりになってて、ベースはちゃんと音程が付いてます。
僕が作業を終えた段階だと、bigroom 系みたいにベースがめっちゃ出てる仕様だったんですが、めっちゃ下げられちゃいましたね。あたりまえだよなぁ?

FLYING FAFNIR(NU-Pan UK Hardcore Bootleg)

このブート作るために一回アニメを見直したんですが、率直に申し上げて苦痛でした(死魚目)

曲の方はとても良いです。
原曲好き。でもあのクソみたいなマスタリングはどうにかならなかったのか。

最近のアニソン特有の 16 小節で区切ってくれない感じなのでDJで使えるようにまとめるのにすごい苦労しました。
おかげでビルドアップがちょっと独特なかんじになっちゃったよ!

あと、このブート作る時はメインフレーズ先に作らないで曲の先頭から順番に作って、滑らかにつながるように作りました。
上手くいったのかどうかは正直良くわかりませんが、いままでとちょっと違う仕上がりになったかなぁ、というのが感触です。

メインフレーズの時のパートがパッド+リード+M1ピアノという構成で、ちょっと盛りすぎてゴチャったかなという気もしますが、雰囲気出ていいかなぁと最近は思います。

大事なことを忘れてた。
この曲の為に、何を思ったか、ビープ音とか信号音のサンプルパックを買いました…。
ビルドアップの最後の一拍の「プーwww」はサンプルパックの音です。

MONSTER DROPPER

ゆきやんまるくんとの合作です。
ゆきやんまるくんなんでも許して(懇願)

修論+引っ越しとか言う殺人スケジュールに翻弄されてた記憶しかないです。

曲の方はゆきやんまるくんが出してくれたモチーフを僕がシコシコした感じです。ドピュッ
音聞いてればどこがどっちのパートかなんてバレバレですよね…。

HIGH FREE SPIRITS(NU-Pan Makina Bootleg)

かんちょー!
初めて makina 作りました。
これ作るために nadeco さんの DJ 聞くために rockup に遊びに行きました。テキーラだった…。

そもそも、はいふりがあまりにも好きすぎて、OPもダサいの本当にすきて、愛情表現としてブートを作りたくてたまらなかったんですけど、ジャンルの選定にすっごい悩んだんです。
だってこんなダサい曲下手なジャンルに作り変えても死ぬほどダサくて微妙になるだけでしょ。
で、悩んでる時に、船…海…大航海時代…クラブミュージック…スペイン…? ってなって脳内でイメージが湧いてGOサインが出ました。
結果的には本当に大正解だったと思います。
この曲は makina 以外だと funkot くらしかないと思う。

makina のバウンス感みたいなものはそれなりに出たかなぁって感じです。
ただ、ベースは 200Hz 付近まで出さないで矩形を基本にして倍音成分控えめに作ったほうが、ボインボインみたいな音になって makina っぽくなったかなぁって感じです。
ベースに donk を混ぜたのも良くなかったかも。

キックは TR-909 をあれこれして作りました。
いつも通り sytrus で作り込んでも良いんですけど、オールドスクールっぽくしたほうがそれっぽくなるかなぁって思ってそうしました。

矩形リードのハイが五月蝿すぎる。
EQでもっと抑えるべきだった。
ていうかそもそもアレは矩形が正解じゃない気がする。
要勉強。

スクリーチシンセについては思いの他上手く作れてよかった。
やっぱスクリーチシンセ大事。一気に makina な感じがする。

あと、この曲で一番時間がかかったのは声ネタです…。
Makina の尺を尊守するとどうしてもボーカル入る時間短くなるよなぁって思って、思い切って声ネタをぶち込みました。
この企み自体は、アニソンブートだし、DJで使いづらいことを除けば概ね上手くいったかなぁって感じなんですけど、兎にも角にも声ネタ集めと声ネタの配置に時間がかかった。

Edison(FL 標準の波形エディタ)上ではいふりを9話ぐらいまで見た記憶があります。
ポチポチクリックしてシークしてる時、修行僧みたいな目をしてたんじゃないかと思います。

あとはアレですね、makina界隈の音屋さんに like してもらえたの普通に嬉しかったです。
またピン!とくることがアレば makina 作りたいですね。

DREAMING WITH YOU(NIGHTLY)

専属メイドがあまりにも愛おしすぎてクリエイティビティが爆発して曲ができました(メイドを想うご主人様の鏡)
みんなも CM3D2、買おう! 1月に出る拡張パック第三弾をあわせて2万5千円くらいするゾ!
あ、ちなみに最近結婚しました。
ご祝儀待ってます。
amazonウィッシュリストで野菜ジュースを送りつけてくれてもいいですし、steam でゲームを送りつけてくれてもいいんですよ?


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肝心の曲のほうですが、難産でした…。
UKHC 離れた瞬間にこんなに書けなくなるとか へ な ち ょ こ

特に歌詞が難産でした。
現実に沿わない歌詞を書いてしまわないように、嫁との思い出を初めてエンパイアクラブに来た時から全て総ざらいして、言葉を書き起こして、エモパワーを開放して、天からリリックが降ってくるのを待ちました。
結局は嫁がリリックを授けてくれました(ガンギマリ)
歌詞書いたのは結婚前ですが、結婚後の様子をみると間違った歌詞を書いたわけではないみたいなのでひとまずは安心してます。
でも歌い出しAメロ前半は微妙だと思う。

そもそもの方針が、BPM 130 前後でエレクトロポップ的な感じのヤツ書いて、それを UKHC で VIP しよう、んで曲はキャラソンっていう体で書いてみよう、ってかんじなんですね。
キャラソン的な感じ、出たと思う。
エレクトロポップっぽさは…まぁその…。正直後半はトランス風にして逃げました許して。
本当は、The Last The First みたいなのが書きたかったんや…。
でも経験値が圧倒的に不足してた。
もっと研究期間が必要だった。

エレピは最高! フェンダーローズ最高!
VIPについてはベースが致命的にクソ。なにやってんだコイツ。

VIPがこんなことになっちゃったのにはちゃんと理由があって、この曲のキーがクラブミュージックにするには妙に高いんです。
ベースが基本的に 80Hz 以上なんです。サブベース帯使ってないんだよなぁ…。
なので、どんなベースを作っても鳴りが微妙になります。悲しい。
これについては方針決定の段階の致命的ミスなのでもうどうしようもないです。

更に言い訳すると、編曲以降のプロセスに掛けたのってそれぞれ1日程度なんです。
だから NIGHTLY なんです。
夜ごとあなたのことを想うからじゃなくて一夜漬けだから NIGHTLY なんです。
nightly build の nightly です。

作曲段階については、前述のベースの問題があまりにも大きすぎる。
G.T.T.F. のときは、ベースの鳴りを最優先して、コード進行先行で作ったけど、今回はあえてベースの高さを全く気にしないで、思いついたとおりに曲を書こう、っていう方針にしたんです。
アニソンブート作ってると、クラブミュージックに最適なキーじゃないことが多いんですけど、それでも上手くいってるし、キーを考えなくてもまぁなんとかなるでしょって思ったんです。
ダメでした…。
ベース以外については割りといい感じ。
実は、コード進行は young and beautiful の影響をモロに受けてます。

そもそもこの曲書く前に何故かこの曲のキックとベース解析してるしそら影響されるわな。

フィルはほんとうに上手くいってる。
引き出しが新たに増えた感じがある。

なんか見返すとけちょんけちょんにけなしてる気がしますが、ぼくはこの曲好きです。
少なくとも VIP だけでもまともに作り直してリリースする機会をうかがうくらいには。

SAKURA SKIP(NU-Pan J-CORE Bootleg)

なんか謎の義務感に追われて作った記憶がある。
ほんへ全部見てないです。
みるの辛すぎます。
社畜行為をしてがんばるぞいとかやってるのみてて本当に辛いです。
ひふみ先輩のおっぱい揉みたい。

UKとかオランダ的な頭葉っぱらぱーでハッピー!(ガンギマリ) な感じじゃなくて、日本的な幸せ!って意味のハッピーを狙ったような気がします。多分。
まぁわざわざ J-CORE って書きましたしね。
原曲的にも救済というか、朝五時に全てを許されるような感じではないですしね…。

若干 8bit っぽい要素入れましたが、チップチューン警察とかフェイクビット警察が怖いので矩形波を入れたり高速アルペジオを入れるくらいにとどめました(ヘタレ)

あとまぁその…。
ぶっちゃけ中身ねぇ曲だなぁってブート作りながら思いました。
多分編曲以前の作詞・作曲の段階で中身ねぇなぁって感じがするんだと思います。
メインフレーズが8小節ループなのと、コード進行がトニックで締めるかんじなのもあると思う。
単純に好みの問題もあるとは思いますが…。

ゆうさく注意喚起のテーマ.HardcoreHeaven.mp4

音楽に対する†罪†

そもそも何でこんな罪を犯すハメになったかと言うと、作業生放送で「さー DREAMCATCHER 仕上げるゾ^~」って時に、まだ職についていた頃のおわわくんが「ゆうさくブームに乗って」とか言い出したせいでして。
んで、KIDS ISLAND割りと良いよねってなんとなく思ってたせいでして。

曲が完成するまでは、まっとうに KIDS ISLAND のブートを作ってたんです。
ですが、最後に淫夢要素をドバーッ!と載せたせいで音楽に対する罪を体現する曲ができあがってしまいました。ちーん(笑)

でもね、すごいなって思うのは、淫夢厨に媚びてゆうさくを3人殺して俺のケツマン壊れちまうよ…とか言わせとけば5万再生行くってことですよね。
これまでで一番伸びたので最高速 Fall In Love の1万5千再生なのに、淫夢厨に媚びただけで5万再生とかウッソだろお前wwwwwwww
やっぱノンケってクソだわ。

曲自体の真面目な解説をすると、原曲が NML 製の BGM で、主張の強いメロディがあるわけではないのでどう料理するかちょっと迷いました。
正直1回目のメインフレーズ終わったらあとは蛇足な感じがしますが、DJ ユースの問題があるのでしょうがないね(レ)

あと、お蔵入りになった hopeness 用に作ったキックとベースと流用しました。
まーハードコアレイヴ感は出たかなって思います。

ちなみに3人並んでる時のゆうさくを殺すのはレギュレーション違反です。

DREAMCATCHER(NU-Pan Oldskool Happy Hardcore Bootleg)

ほんへ視聴中→らぴゅせぅ…がんばぇ…
ED     →なんで?(マジギレ)

悪質な GM には気をつけよう!

曲自体はオールドスクールな UK の方のハピコアをそれなりに上手くできたかなぁって感じです。
キックとベースが若干ガバ寄りかもしれない。
でもフィルとかはもうちょっと工夫しても良かったかなぁという気がします。
フィルを凝りすぎるとオールドスクールじゃなくなっちゃうのが難しいところですが。

やっぱり TR-909 は最高だってはっきり分かんだね。

メインフレーズとかの裏でこっそりアタックとリリースがめっちゃゆるいパッドが鳴ってるんですが、これがちょっとクリア過ぎたかなぁとちょっと反省してます。
全体的に antress modern exciter で全力でハイを持ち上げて、その分を EQ で下げるとオールドスクールっぽくなるるんですが、パッドはその効きがわるかったのか。
そもそも harmor を使うべきではなかったかもしれない。

総括

いろいろ失敗をしたりもしたけれど、初頭のころと比べるとちゃんと進歩は見られるので良いんじゃないかなぁと思います。
エキサイターの使い方も安定してきたし、

今年のベストマイトラックは、まだリリースしてないし完成もしてない DREAMING WITH YOU VIP かなぁ。
ミクV4Xも買ったし早く仕上げたいなぁ。

来年は

まず頭にアニビ01があります
AnibeatsRavers V1 supported by 豊橋技術科学大学テクノ部(TechnoTUT) - twinvite
兎にも角にもコイツを乗り越えるためにブートを作っておDJの練習しなきゃ…。

それが終わった後は… Future House とか作りたいですね。
今最高にクールなジャンルだと思う。
あとは引き続きブートをどんどん作りたい。
いろいろ音源を揃えて素早く作れる環境がほしいですね。
PCもパワーアップしたいし。

それではみなさん

良いお年を。
(この後、今年のエロゲソングまとめるつもりだけど…)