なにがあった
CUDA5.0使うことになったのでそのインストールメモ。
多分、ubuntuでもおんなじ手順でいけると思います。
パッケージのダウンロード
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
からパッケージをダウンロード。
debian用はないので、ubuntu11.10用を入手。
ドライバのインストール
先にドライバーをインストールする。xserverを止めてからパッケージにオプションを与えてドライバーをインストールする。
sudo /etc/init.d/gdm3 stop sudo chmod a+x cuda_5.0.35_linux_64_ubuntu11.10-1.run sudo ./cuda_5.0.35_linux_64_ubuntu11.10-1.run -silent -driver sudo /etc/init.d/gdm3 start
-silentを外すと何があったかを見れる。ドライバーのバージョンが十分な場合はインストールが失敗するがそれで問題ない。
(http://www.linuxquestions.org/questions/debian-26/how-to-stop-x-server-396169/)
toolkitとsampleのインストール
今度はツールキットとsampleをインストール
sudo ./cuda_5.0.35_linux_64_ubuntu11.10-1.run
インストールを開始するとライセンスを読まされるので、'q'で閉じて"accept"で了承。
その後いろいろ聞かれるが
- ドライバのインストール : NO
- toolkitのインストール : YES
- sampleのインストール : YES
でOK。
パスについてはデフォルトパスという事で話を進める
警告類が出るかもしれないが、"summary"の"toolkit"と"sample"の項目が"installed"になっていればOK。
パスの設定
ツールキットへのパスと共有ライブラリへのパスを通す。インストール終了時に通さなければならないパスに関する情報が出るのでそれに従って設定。
"/etc/ld.so.conf"と、".bashrc"ないし"/etc/profile"に書きこめばOK。
サンプルのビルド
ちゃんとコンパイルできるかのチェックの意味も込めてサンプルをビルドする。デフォルトだと"/usr/local/cuda-5.0/sample"にインストールされているはずなのでそこに移動してmakeすればOK。
ただ、自分の場合、gccのバージョンが古く(4.4.5)コンパイルが通らなかったため、gcc-4.6.3をインストールした。
依存パッケージの不足があったので、以下のコマンドで入手
sudo aptitude install libxmu-dev
OpenMPIを利用するサンプルはビルドできないものの、その他のサンプルはすべてビルドできた。
感想
前までは必要なパッケージが分散してましたが、一つのパッケージに集約されてるので楽ですね。